中国国際商会知的財産権権サロンの開催、大成功
2014年5月5日、弊所及び中国国際商会の共催で知的財産権サロンは国際商会ビルで行われた。今回のサロンは、ヨーロッパ及び中国における医薬分野の特許出願手続と実務を焦点とした。
スウェーデンのKIPA事務所からのPär Hjalmarssonはまずヨーロッパの特許組織、ヨーロッパ特許に関する出願手続、プロセス、注意点、訴訟、権利使用及び単一特許制度の進展について紹介した。また、Erik Krahbichlerはヨーロッパにおける医学製薬分野の特許出願について、特許可能な医薬特許の種類、医薬特許の保護延長、請求範囲の作成、独立請求項の数などの具体的な問題を詳しく解釈した。
中国からの参会者が上記二名の講演内容についてよく理解させるように、弊所化学部の李連濤部長は中国語で要約・解説し、邰紅副所長も提出された問題について翻訳・説明した。
弊所化学部の郭煜副部長は具体的な事例を合わせて中国における医薬分野の特許権利の取得及び行使について紹介した。参会者は興味深く、ヨーロッパ特許の異議、無効、化合物発明の開示充分などについて質疑応答・討論セクションを行った。