弊所専門家は国家知的財産権局の審査官のためのPCT要約翻訳の注意点を解説
2011年7月12日、国家知的財産権局通信発明審査部情報処は、PCT要約翻訳についての講座を行い、弊所からの龍治芳氏が講師として招請された。龍氏は経験豊富な英語翻訳家であり、弊所出版の刊行物(「中国専利と商標」誌)では翻訳を担当している。
講座の内容は、要約翻訳に関するPCT条約規定、要約タイトルの翻訳、要約内容の翻訳、要約書翻訳練習に関する討論という四つの部分に分けている。龍氏は翻訳事例の分析を合わせ、英語表現の正確性、連語、よくある間違いなどの面から、要約翻訳の要点とテクニックを説明し、特許翻訳家を務めて十余年以来積み重なった経験と収穫を分かち合ったとともに、出席した審査官の質問にも解答した。
今回の講座はとても実用的、有意義であると、出席者から高く評価されている。