2020年中国国際サービス貿易取引会の
渉外知的財産権保護サービスフォーラムが北京で開催
ソース:人民網
人民網北京9月7日電(記者林露)「2020年中国国際サービス貿易取引会渉外知的財産権保護サービスフォーラム」は9月7日に国家会議センターで開催された。「北京市の知的財産権システムは、全国の渉外知的財産権紛争を対処するために、より多くのコピー可能、普及可能な先進的な経験を提供することを希望する」と、国家知的財産権局の知的財産権保護司の司長である張志成氏はフォーラムで述べた。
今回のフォーラムは北京市知的財産権局によって主催され、北京市知的財産権保護支援センター(国家海外知的財産権紛争の対応指導センターの北京分岐センター)によって開催された。国家知的財産権局の知的財産権保護司の司長である張志成氏と、北京市知的財産権局の共産党組織書記の楊東起氏が出席し、国家海外知的財産権紛争の対応指導センターの北京分岐センターのために共同で除幕した。フォーラムでは、北京市知的財産権局は、中国共産党北京市委員会弁公庁と北京市人民政府弁公庁が8月22日に公布した「知的財産権の保護の強化に関する行動案」について初めて現地で解読した。北京海外知的財産権保護連盟は30名余りの京津冀地域からの企業、サービス機関、専門家などの代表が共同で「海外知的財産権サービス連携提案書」を発行した。外向型企業や知的財産権サービス機関の代表の80人以上が参加した。
国家知的財産権局の知的財産権保護司の司長である張志成氏は挨拶で、中国政府が知的財産権の保護事業を非常に重視していると指摘した。中央の政策決定と部署を深く貫き、徹底させるため、国家知的財産権局は知的財産権の渉外紛争の対応メカニズムの建設を積極的に推進し、多措置を講じ、中央と地域の協力を強化し、メカニズムの建設、中心の建設とプラットフォーム建設などの面で段階的な進展を遂げた。北京は、知的財産権の渉外紛争に対する対応業務において率先して革新的な活動を展開し、北京の特色を持つ知的財産権の渉外知的財産権の権利保護サービス業務モデルを形成した。北京知的財産権保護支援センターは初の10の国家海外知的財産権紛争対応指導センターの地域分岐中心の建設部門に入選した。これは、より高い起点で、より高い目標の上で北京の「走出去」企業のために専門的な指導と公共サービスを提供し、北京市の各方面に渉外知的財産権紛争によりよく対応することに助力する。
北京市知的財産権局の二級巡視員の周立権氏は、次のステップにおいて、北京市知的所有権局が国家知的財産権局の指導の下、及び国家海外知的財産権紛争対応指導センターの支持の下で、サービスの拡大開放とビジネス営業環境における知的財産権の重要な役割を発揮し、「知的財産権の保護の強化に関する行動案」を実施する要求を実行する。「同保護」で本市のビジネス営業環境を助力し、渉外知的財産権の保護の特別行動を組織し展開させ、海外のリスク防止能力と国際競争力を強化させ、国内外企業の知的財産権の合法的権益を同等に保護するよう企業を指導する。
調査によると、海外の権利保護支援サービスを強化することは、北京市委員会弁公庁と北京市人民政府の「知的財産権の保護の強化に関する行動案」の中の重要な任務である。2020年4月に、国家知的財産権局は、北京市の権利保護援助センターが初の国家海外知的財産権紛争対応指導地域の分岐センターの一つであることを承認した。2013年から、北京市知的財産権局は全国に先駆けて海外知的財産権保護総合サービスを始めた。継続的な探索を経て、率先して「情報システム、対応するサービス、プロジェクトサポート、人材育成、宣伝訓練」の五位一体の海外知的財産権保護公共サービスシステムを形成し、国内知的財産権管理部門の初の海外知的財産権の訴訟情報ベースを設立し、海外知的財産権保護専門家ベースを創立し、北京海外知的財産権保護連盟の設立を指導し、海外知的財産権紛争に対処するための訓練システムを構築する。
イベント主催者によると、今年は北京市知的所有権局が中国国際サービス貿易交易会の現場で7年連続で知的財産権保護オフィスを設立してきた。サービスの拡大開放とビジネス営業環境の最適化における知的財産権の重要な役割を発揮するために、2020年の中国国際サービス貿易交易会の間に、「知的財産権紛争の多元化解決メカニズム国際シンポジウム」という一回のシンポジウムと、「渉外知的財産権先端サービスフォーラム」と「渉外知的財産権保護サービスフォーラム」という二回フォーラムを含む北京市知的財産権局は共に3つの活動を組織した。