中国の商標登録出願件数、500万件を突破(2018-01-22)
由来:国家工商行政管理総局
1月18日に、工商総局の記者会見により、2017年度中国の商標登録出願件数が500万件を突破し、去年より55.7%増で574.8万件に達したことが分かった。出願件数と増加率は何れも史上最高である。
2017年の年末まで、中国の商標累積出願件数が2784.2万件であり、累積登録件数が1730.1であり、有効登録商標件数が1492万件であり、連続17年間で世界一である。中国市場主体1万戸ごとに平均有効商標j保有件数が1520件であり、2011年の1074件と比べて大幅に増加した。
中国の商標ブランドの世界影響力も同時に強くなっている。世界ブランド実験室(World Brand Lab)に発表された2017年度「中国で最も価値あるブランドトップ500」ランキングにおいて、入選された中国のブランドが37個であり、2013年と比べて1.5倍増になる。中国の商品ブランドの「世界へ」の歩みも速くなっている。2017年、中国出願人から提出されたマドリッド国際登録出願が去年より59.6%で4810件である。マドリッド連盟において三番目である。
2017年、工商と市場管理部門は知名商標、地理的標識、渉外商標、老舗商号などに重点をおき、商標専用権による保護を強化した。去年よ5.1%減でり3万件の違法案件を取り締まった。そのうち、商標権利侵害案件が去年よりも4.3%減で2.7万件であった。