知的財産権専業者、国家職業分類に正式に登録(2015-08-05)
由来:国家知的財産権局サイト
国家職業分類大辞典修正委員会は7月29日に2015年度の「中華人民共和国職業分類大辞典」(以下、「大辞典」と略す)を審議し且つ公布した。知的財産権専業者が新しい職業として正式に「大辞典」に登録した。その職業としての身分は初めて「国家によって確定された職業分類」にて確認された。
新版「大辞典」は、8つの大クラス、75個の中クラス、434個の小クラスに分けて、合計1481個の職業を含む。そのうち、「経済と金融に関する専業者」という中クラスに「知的財産権専業者」という小クラスを追加した。「知的財産権専業者」の下に、「特許代理専業者」、「特許審査専業者」、「特許管理専業者」、「特許情報分析専業者」という四つの関連職業が設けられた。
知的財産権専業者を国家職業分類に登録することは、知財チームの建設と知財事業の発展に対して極めて重要な意義を持ち、知財強国の建設に対する必然の要求でありながら、我が国の創新発展戦略にも一層役立つ。ただし、「知的財産権専業者」、特に「特許代理専業者」と「特許審査専業者」という、技術と法律の両方に精通する専業者を「経済と金融に関する専業者」に属するのが適切か否かを、議論する余地があるのではなかろうか。