第一回アジア太平洋知的財産権フォーラム、中国蘇州で開催
2013年11月16-17日、第一回アジア太平洋知的財産権フォーラム:「知的財産権制度のグローバル化及び現地化」は、中国人民大学法学院、中国人民大学知的財産権学院と中国人民大学蘇州学区の共催及び江蘇省知的財産権局のスポンサーで、中国人民大学蘇州学区で開催された。
開幕式で、中国人民大学の陳雨露校長、世界貿易組織の王彬穎副総幹事等は挨拶し、最高人民法院の奚暁明副院長、江蘇省高級人民法院の許前飛院長及び中国人民大学知的財産権学院の劉春田院長等の専門家と学者が講演を行った。
その後、フォーラムは2会場に分けられ、アジア太平洋の知財焦点に巡って討論会が開いた。議題は、知的財産権の制限と例外、知財と国際貿易との関係、知財制度と社会経済発展、知財審判の専門化、知財侵害における懲罰性賠償制度、インターネットによる知財法執行問題、知財法執行の中で特許庁、商標局、版権局、国家貿易委員会(ITC)等の行政機関の地位と機能、アジア太平洋地域の知財制度へ「偽造品の取引の防止に関する協定(ACTA)」と「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」の影響等という様々なテーマがあった。
アジア太平洋知財フォーラムは年一回に、中国人民大学、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校、ワシントン大学、日本の北海道大学、韓国のソウル大学、台湾大学等の有名大学が順番に開催されるイベントである。