PCT最小限資料に中国特許文献を追加
この度、スイスのジュネーブで行われた世界知的所有権機関(WIPO)のPCT連盟大会で、最小限の文献範囲であるPCT最小限資料に中国特許文献を追加する特許協力条約改正案が全員一致で採択され、2012年7月1日より発効することになった。
この数年間、中国特許出願の急増は続いているため、中国の特許文献も大幅に増加した。今年8月末まで、特許、実用新案、意匠の三種類権利の文献は合計665万件にも達し、毎年数十万件の新規文献を増加している。経済の発展、技術力、イノベーション力の向上に伴い、中国特許文献の世界における影響力も日増しに大きくなり、国内で幅広く利用されるだけではなく、欧米等の国でもますます重視されるようになった。