2010中日バイオテクノロジー知的財産セミナーの開催
2010年9月10日、中国専利代理(香港)有限公司及び日本協和法律特許事務所、中国医薬生物技術協会、中国医薬生物雑誌社の共同主催による「中日バイオテクノロジー知的財産セミナー」は、開催された。中日両国からの10余名の専門家及び全国各地の特許代理事務所、製薬メーカー、生物研究員及び大学から来た70余名の代表たちは、今回の会議に参加した。
今回のセミナーのテーマは、「中日両国の生物技術特許保護制度」であり、協和法律特許事務所の黒瀬雅志副所長をはじめとする4名の日本専門家は、それぞれ「日本におけるバイオ産業の現状と今後」、「日本における特許取得と留意点」、「特許法と他の法律(薬事法と種苗法)との関係」、「日本における特許権の活用」を題として、素晴らしい講演を行い、かつ専門家や代表たちと熱く意見を交換した。その後、国家知識産権局特許庁医薬バイオ部バイオ製品処の潘愛群処長は、特許庁審査官の視点から「中国バイオ技術特許出願の審査実務」を題とする講演を行い、最後に当所の程淼弁護士は、「中国バイオ技術特許出願の策略と応用」を題とする講演を行なった。
今回のセミナーにより、中日両国の特許出願実務を促すと共に、バイオ技術分野の科学研究成果の転化と知的財産権保護に関わる問題の解決に戦略を提供し、バイオ技術とバイオ経済の発展を促進させると、代表たちは深く感じた。
開会挨拶中の李勇所長(左側から2番目)の写真