「中国著作権法律百年国際フォーラム」の開催
2010年10月14日から15日まで、中国ではじめての著作権法として「大清著作権律」の発布100周年を記念するために、中国法学会、中国版権協会及び中国人民大学の共同主催による「中国著作権法律百年国際フォーラム」は、北京で開催された。
Mr. Francis Gurry,WIPO副総幹事は、ウェビソードで「中国は、印刷術の発祥地である。デジタル技術とインターネットの誕生によりもたらされる技術革命は、印刷技術の発明に劣らないものである。著作権制度は、どのようにこの真新しいデジタル環境と整合するかは、我々にとって最も重大な挑戦の1つとなる」と発言された。
国家版権局の閻暁宏副局長は、開幕式で中国版権制度の実施状況は、良好なものであり、2000年から2009年にかけて、法執行部門が調べだした件数は830万件になり、押収した海賊品は7.1億余件に達し、2005年、オンライン著作権侵害を打撃する特別行動を取ってから、全部でオンライン著作権侵害事件を2,621件調査し、著作権侵害ウェブサイトを1198閉鎖させ、91件を司法部門に移送し、2009年にわたって、全国の法院では、著作権に関する民事訴訟事件が15,000余件審理され、前年に比べて40%増加した。
今回のフォーラムは、アジア、ヨーロッパ、北米、オセアニアの10ケ国及び中国大陸・香港・マカオからの専門家、学者、著作権法律実務者、メディア代表など400余名を集めて、開催された。