2009年に中国人の出願件数は世界第5位
中国国務院新聞弁公室は、2009年4月29日に2009年中国知的財産権発展状況について、記者会見を開き、国家知識産権局の甘紹寧副局長は、2009年の中国特許出願状況について、以下の5つの特徴を有すると述べた。
第一、国内特許出願件数は顕著に伸びている。統計により、2009年中国出願件数は97万件に達し、前年に比べて 17.9%増になり、そのうち国内出願の件数は同比で22.4%増加した。
第二、国内出願のうち、発明出願の比例が引き続き増加している。2009年国内出願のうち、発明出願の比例は26.1%に達し、5年前より2.5%向上した。国内発明出願件数は、全発明出願件数の73%に達し、同比で18%増加した。
第三、企業の創新主体地位が基本的に確立した。国内出願件数のうち、2009年の職務発明件数は55%に達した。
第四、2009年、中国人の国際出願件数は、世界第5位に上昇した。
第五、出願審査能力が上昇する。現在、中国では、発明出願、実用新案出願、意匠出願の実体審査周期は、それぞれ25.8カ月、5.8カ月及び5.5カ月になり、何れも世界中でわりに先進的レベルに達した。
――中新網2010年4月29日より