中国の発明専利実施件数は421.2万件に到達

2023年全国知的財産権局局長会議において、国家知識産権局局長の申長雨が実務報告を行った。2022年末までに、中国における発明専利の有効件数は421.2万件に達し、人口1万人当たりの高価値発明専利件数は9.4件に達し、商標登録の有効件数は4267.2万件に達し、地理的表示製品は累計2495件が許可され、地理的表示は累計7076件が団体商標及び証明商標として登録されることが許可され、集積回路のレイアウト設計は累計6.1万件が発行され、知的財産権大国としての地位を揺るぎないものにした。発明専利の平均審査周期は2012年の22.6ヶ月から現在16.5ヶ月に短縮され、高価値発明専利の審査周期は13ヶ月に短縮され、商標登録の平均審査周期は10ヶ月から4ヶ月に短縮され、国務院が決定した審査周期短縮の5年目標課題を前倒しで達成し、知的財産権の質の高い創造を強力にサポートしている。

国家知識産権局は、地方とイノベーション主体の知的財産権運用能力を向上させた。国家知識産権局は、湖南省、山西省、吉林省、新疆ウイグル自治区と共同で強力な知的財産権地方建設の実施プログラムを策定した。国家知識産権局は、「強い知的財産権を有する省」の建設に向けた綿密な実証活動を行い、第一陣の実証活動は、38の市、48の区・県、22の園区、482の企業で実施された。1月から11月まで、中国における知的財産権使用料の輸出入総額は3445.6億元に達し、前年同期比6.5％増加し、そのうち、輸出額は前年同期比14.4％増加し、輸入額の増加率を9.9％上回った。財政部と共に、専利転換のための特別プログラムの実施を深化させ、12億元の資金を支出した。18省で専利開放ライセンスの試行が実施され、1000余りの大学、研究機関、大企業の2.1万件の専利開放が促進され、6.1万社の中小企業とのマッチングが正確に行われた。湖北省は、専利転換と応用のプラットフォームを立ち上げ、黒龍江省と青海省は、専利ナビゲーションを利用して、重点産業配置の発展を強化した。