国家知識産権局局長会議が開催、8つの重点分野を展開

1月4日、国家知識産権局局長会議が北京で開催された。国家知識産権局の申長雨書記が業務報告を行った。

  会議では、この一年間、国家知識産権制度が綿密なテーマ教育を行い、「二つの確立」の決定的意義を深く理解し、「二つの保障」を妥協することなく実行してきたことが指摘された。知的財産権分野の重大な出来事が相次いで起こり継続し、大義の発展が着実に進み、前進しながら質が向上された。それは3つの重大な出来事と8つの方面の重要な進歩によって示されている。

  第一は、政府が新たな知的財産権制度改革を推し進め、知的財産権管理制度の大幅な最適化と調整を実現したことであり、第二は、政府が知的財産権分野における多くの重要文書を検討し、公布したことであり、知的財産権のトップレベル設計をより良いものにしたことであり、第三は、中国と世界知的所有権機関（WIPO）の協力50周年記念のイベントを成功裏に開催し、双方の協力をより緊密なものにしたことである。

8つの方面の重要な進歩：第一、国務院の意思決定及び配置が断固として力強く実行され、第二、知的財産権に関する立法が大きく進展し、知的財産権の法治保障が強化され、第三、知的財産権の審査の質と効率が引き続き向上し、イノベーション主体のアクセス意識が強化され、第四に、知的財産権の保護が全面的に強化され、社会の満足度が高い水準が維持され、第五に、知的財産権の転換と応用が加速され、産業発展を支持する効果が急速に向上し、第六に、知的財産権の公共サービス体系が絶えず最適化され、国民と企業の利便性のレベルが絶えず向上し、第七に、知的財産権の国際協力が深化・拡大され、対外開放に高いレベルで貢献する役割がますます明らかになり、第八に、知的財産権の大義の発展に対する政治的保障がより強力になった。

会議では、2024年における8つの重点作業分野を展開した。第一は、知的財産権のマクロ的な調整を全面的に強化し、知的財産権強国の建設に向けたシナジーを持続的に結集することである。第二に、知的財産権の法治を全面的に強化し、関連法規の制定と実施に力を入れる。第三に、知的財産権の変革と応用を全面的に推進し、知的財産権の全チェーンをリードして質と効率を向上させる。第四に、知的財産権保護制度を全面的に改善し、引き続き良好なビジネス環境とイノベーション環境を創造する。第五に、知的財産権公共サービスの効果を全面的に高め、知的財産権サービス業の質の高い発展を加速する。第六に、知的財産権の国際協力の水準を全面的に向上させ、グローバルな知的財産権ガバナンスに深く参加する。第七に、知的財産権の大義の発展の基礎を全面的に強化し、各級の知的財産権管理機構の建設を強化する。第八は、清潔で高潔な政治環境を引き続き創造する。